2008年11月 7日

手術した

朝から手術の準備。まず電動シェーバーで膝の周りの毛を剃る。看護師さんに「足の毛を剃ったことはないですよね」と聞かれたので、「あんまり女装したことないもんで」と言ったら、結構受けた。太ももの真ん中からふくらはぎの真ん中まで毛が無いというのは奇妙。人に見せるもんじゃないからいいけれど。 それから、左足の親指の爪にマジックで丸印を付ける。手術する時に足を間違えないようにするため。ちなみに手術が終わってから見たら、足の甲に×印が書いてあったが、これは「この足は済んだ」という印なのか?

時間になったので車いすで手術室へ移動。何にもないガランとした部屋で担当の先生に挨拶する。手首に名前を書いたバンドを付けているのだが、氏名と手術する部位を訊かれる。取り違え防止が徹底されているようだ。ここで手術するわけじゃないよねと思ったら、さらに通路を移動してドラマでよく見るような装置が並ぶ部屋へ入る。手術台に横になって心拍計を付けると、これまたドラマでよく聞くピッピッという音が鳴り始め、いやが上にも緊張感が高まるが、もはやまな板の上の鯉なのでどうしようもない。そうこうする内に麻酔医の先生が「麻酔薬を入れます」と言って、ほんとにすぐに意識がなくなった。

意識が戻った時は病室のベッドに寝かされていた。点滴のチューブに痛み止めの薬が付いていて、痛い時は注射器のようなシリンダを押すと、量を増やすことができると説明される。少し時間が経って麻酔が切れてくると、猛烈に痛くなってきた。シリンダを何回も押すが、あんまり効いている気がしない。入院前に骨折した人のブログを読んで、痛み止めには何種類かあり、座薬が強力だということを予習していたので、看護師さんに頼んで座薬を入れてもらったら、かなり楽になった。

夜になったが、痛いのと、昼間に麻酔で寝ていたせいで、よく寝付けない。そのうちトイレに行きたくなったので、ナースコールで看護師さんを呼ぶ。尿瓶を使いますかと聞かれるが、手術前は全然問題なかったので大丈夫だろうと思い(それと、若いきれいな看護師さんだったので、見栄もあって)トイレに行きますと答える。後から考えると尿瓶の方が楽だったが...。歩けますかと聞かれるが、それはとても無理なので、車椅子を持ってきてもらう。ベッドから車椅子へ乗り移るのが大変で、足に激痛が走る。車椅子を押してもらってトイレに向かうが、看護師さんは当然慣れているので押す速度が結構速い。こちらは慣れていないので、曲がり角で手に持った点滴の支柱をぶつけるんじゃないかとハラハラした。トイレで車椅子から便座に移るのもかなり大変だったが、なんとかできた。手術中にチューブを通したせいだと思うが、尿道がヒリヒリと痛い。それから、また大変な思いをして病室のベッドに戻り、やれやれと思ったのだが、これで終わりではなかった。

今日は朝から飲食していないのだけれど、点滴で水分が補給されるので、その分は尿として出ることになる。結局、この晩は3回トイレに行き、そのたびに大変な思いをすることになった。看護師さんも、何回も呼び出すことになって申し訳ありませんでした。

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2008年11月 6日

入院した

今まで大きな病気も怪我もしたことが無かったので、初めての入院である。入院が決まった時は、いろいろ買い揃えなければいけないかと思ったのだが、この病院は日用品セットというのがあって、パジャマの着替えも含めて全部用意されているので、下着だけ持って行けばいいようになっている。確かに、救急車で担ぎ込まれてそのまま入院というような場合には便利だろうが、家から持って行けるようなコップや歯ブラシまで買わされることになるので、ちょっともったいない気がする。

看護師さんの説明を聞いた後、病室へ入る。四人部屋で先客は二人。常にカーテンを閉めていて、顔を合わせた時にいちおう挨拶はしたが、それ以外は没交渉のようである。こちらとしてもその方が気楽なので、それに倣う。ただし、話し声はお互いに筒抜けである。

明日の手術の麻酔について、麻酔医から説明を受ける。ウェブで調べたところでは半身麻酔の場合と全身麻酔の場合があるようだが、全身麻酔でやりますと言われた。半身麻酔だと脊髄への注射がすごく痛いようなのだが、全身麻酔だと点滴から麻酔薬を入れるので、その方が楽だなと思う。しかし、説明を聞いてみると、自発呼吸が止まるので気管にチューブを入れて人工呼吸器を使うということで、結構大変そうである。膝の骨をつなぐだけと甘く見ていたのだが、実は命がけかもしれない。まあ、麻酔事故なんてそうそう起きるもんではないのだろうけれど。でも、やっぱり手術中は家族が待機していなければならないことになっている。

その後、風呂に入る。風呂場用の車椅子というのがちゃんとあって、それに座ったままシャワーを浴びる。

病院内での携帯電話・パソコンは、ロビーの使用可能区域と個室以外は禁止である。個室で使えるのに相部屋では禁止というのがちょっと釈然としない。ただし携帯電話は事実上黙認のようで、隣のベッドの人はずっとメールを打っていた。夕食後に、パソコンのバッグを肩にかけて松葉杖をつくというスタイルでロビーまで下りて、返事をしなければならないメールをチェックした。

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2008年11月 4日

病院へ行った

昨日は休日だったので、整形外科へ行けず、一日家で過ごした。装具を付けた状態だとあんまり痛くないので、家の中で松葉杖を使って割と自由に動けた。

今日は、家から歩いて10分くらいのD病院へ行く。待ち時間がものすごく長いという話なので、妻が先に行って受付だけ済ませ、時間を見計らってタクシーで行く。それでも一時間以上待たされた。

初老の先生は、休日診療のS病院から借りてきたレントゲン写真を見て、「これは手術した方が治りが早いですよ」と一言。昨日、ウェブを検索して、膝蓋骨が横に割れた場合は手術するのが標準と分かっていたので、半分予期していたものの、やっぱり実際に宣告されるとちょっと落ち込む。それから「うちでもレントゲンを撮らないといけないから」と、2階でレントゲンを撮ってくるように言われる。2階へ上がるエレベーターがずいぶん古い代物で、行き先階を押してもランプが点かないし、現在の階の表示もないし、ちょっと不安になる。

レントゲンを撮って戻ってくると、先生が意外な一言。「うちは先月まで手術をやっていたのだけれど、今月からマンパワーの問題で手術ができなくなった」とのこと。こちらとしては「ええ?!」という感じ。新聞で医者不足の記事は読んでいたけれど、まさかこんなところで自分の身に降り掛かるとは。しかも今月からとはタイミングが悪い。いやいや、それより、それなら早く言ってほしい。受付で待たされたのはしょうがないにしても、レントゲンを撮る必要は無いだろう、半日無駄になったじゃないか、と突っ込みたくなる。先生もさすがに悪いと思ったのか、「手術ができる病院を紹介しますから」と三つほど病院名を挙げられたので、一番近いF病院にしてもらう。すぐに電話で連絡を取ってくれて、「受け入れ可能なので、今すぐ行ってください」ということで、タクシーでF病院に向かう。

乗ったタクシーの運転手さんが、偶然にも最近F病院に入院していたということだった。なんでもタイに滞在中に足を怪我したそうだ。タイにコンドミニアムを持っているということで、タクシーの運転手は儲かる商売らしい。それで、まずタイの病院に入院したのだが、旅行保険で費用がまかなわれるので、ずいぶん豪華な個室に入ったそうだ。でも手術はやっぱり日本で受けたいと言ってF病院に移ったのだそうだ。F病院の整形外科は結構有名で、スポーツ選手なんかも来るらしい。

F病院はD病院よりはるかに大規模で、建物も真新しい。D病院には悪いが、はっきり言って月とスッポンである。妻は中のきれいさに感動して、「この病院に来ただけでちょっと治った気がする」と言っていた。別に妻が治っても仕方がないのだが。外来の受付時間は過ぎていたけれど、D病院からの転送ということで特別に診てもらえる。紹介状ならS病院とD病院の2通もあるし。

ここでもレントゲンを撮る。3回目になるともうだいぶ慣れてきた。若い気さくな感じの先生から詳しい説明を受ける。手術しないことも可能だけれど、手術する方がよいということで、こちらとしても拒否する理由もないので手術をお願いする。すぐに木曜入院、金曜手術というスケジュールが決まる。どのくらい入院することになるのか訊いてみると、「手術の後、最低2〜3泊はいてもらいます」という答で、そんなに短いのかと驚いていると、「家に帰っても奥さんが大変だから、もっと長くいる人もいます」ということだった。もちろん、退院しても通院してリバビリしないといけないし、2〜3ヶ月後には抜釘(固定のための針金を抜く)でもう一度手術しないといけないが、とりあえず入院はそんなに長くなさそうで、一安心。

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2008年11月 2日

骨折した

家族と某校の文化祭を見に行って、濡れた廊下で右足が前に滑って、左の膝をつくような形で転ぶ。しかも、その直後にまったく同じ姿勢でもう一度...。かなり痛いが歩けないほどではないので、家族があちこち見ている間、座って様子をみる。しかし、痛みは治まるどころか、曲げると激痛になってきたので、びっこを引きながら医務室へ行く。看護師さんが湿布をして包帯を巻いてくれたが、診断はできないということなので、病院を探してもらう。親切にあちこち電話して休日診療のところを探してもらい、感謝。おまけにタクシーを呼んでくれて、タクシー代まで某校持ちだった。医務室からタクシーまでは車いすで移動。その時は大げさだと思ったが、そうでないことはすぐに分かる...。

休日診療の病院では、てきぱきした感じの若いお医者さんから転倒時の状況を聞かれ、膝を少し触った後、「レントゲンを撮りましょう」ということになる。普通に座っているだけなら何ともないのだけれど、車いすに乗る時に足を曲げると死ぬほど痛い。いろんなレントゲンを撮ったことがあるが、「これをちょっと持っててください」と言われて乾板を自分で持って撮るのは初めての経験。防護衣も着けないけれど、最近は感度が良くなって線量が低いから大丈夫なのか?

お医者さんのところに戻るとすぐに、「残念ながら折れてますね」との宣告。ここは家から遠いので、「紹介状を書きますから、近くの整形外科で診てもらって手術するかどうか相談してください」とのこと。手術という言葉にちょっとショックを受ける。膝を固定する装具を付け、松葉杖をつくと気分は一気に怪我人に。ちなみにレントゲン写真と装具と松葉杖は後で返しに来なければならないので、妻は「えー、あたしがまたここまで来るのー?」と文句を言っていた。

とても電車には乗れないので、タクシーを呼ぶ。1万円くらいかかるが、しかたがない。DVD付きのタクシーで、運転手さんが「Always 三丁目の夕日」をかけてくれたので、ずっとそれを見ていたのだが、ラスト直前に家に着いてしまった。どうせなら最後まで見たかった...。

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2008年10月11日

鉄道フェスティバル

日比谷公園の鉄道フェスティバルに行ってきた。買ったもの:スーパーベルズのCD、JR貨物のカレンダー。
猫
テッピー

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2008年9月 8日

2008夏のプログラミングシンポジウム

釜飯 あんまり大したネタではないのだけれど、「初心者教育に適したサンプルプログラムの書き方」を発表。

越後湯沢なので新幹線が便利だが、行きも帰りも新幹線では芸がないので、帰りは在来線で帰ってみた。シュプール号などで何回も通っているが、昼間に各停に乗るのは初めて。それなりの乗車率だったので、もっと本数が多くてもいいのではないかと思った。駅弁は、ひもを引くと熱くなるタイプ。やっぱり温かいご飯はおいしい。

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2008年8月14日

「スカイ・クロラ」

戦闘シーンの迫力のすごさと、それ以外のシーンの辛気臭さが、いかにも押井監督らしい。
戦争が舞台だが、テーマはたぶん若者の閉塞感。文字通り死ぬほど退屈な日常の繰り返しの暗喩なんじゃないだろうか。そして永遠の子供から抜け出そうともがく者は「ティーチャー」に戦いを挑む...。

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2008年8月13日

「崖の上のポニョ」

良くも悪くも、ゆるい映画というべきか。まあ、小さい子にもわかりやすくという意図なのでしかたがない面もあるが、ポニョの父親がどういう人物かとか、「本当はいろいろ経緯があるのだけれど、難しい話になるし時間の都合もあるのでカット」的雰囲気があちこちに漂うので、大人としてはちょっと欲求不満。しかし、絵はきれいだし、みんないい人ばかりだし、世のお母さん方には癒し系映画として受けそうな気がする。「ああ、うちの子も宗介ちゃんみたいにおりこうだったら...!」
クライマックスの試練というのが質問だけで拍子抜けしてしまった。それとも、あれは「うっかり好きなんて言ってしまうと、一生責任を取らされることになるぞ」という、男の子へ向けての警告(まるでうる星みたい)だというのは深読みしすぎだろうか?

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