分散情報システム構築法
萩野 達也, 芦村 和幸, スミス マイク, テロ オリビエ,
加藤 文彦, 佐々木 フェリックス, デュボスト カール
授業の目的と概要
Web全体のアーキテクチャの理解
Webのさまざまな技術について学ぶ
XML,XHTML,Webサービスなどの個々の技術
アクセシビリティや国際化,モバイルなどの分野横断的な技術
一部の授業は英語で提供
授業予定
第1回 4月10日 Webの歴史 (萩野 達也)
第2回 4月17日 Webアーキテクチャ(1) (デュボスト カール, オリビエ テロ, 英語)
第3回 4月24日 Webアーキテクチャ(2) (デュボスト カール, 英語)
第4回 5月1日 XML基礎 (スミス マイク)
第5回 5月8日 XML語彙 (佐々木 フェリックス)
第6回 5月15日 XMLプロセッシング (芦村 和幸)
第7回 5月22日 Web文書へのスタイル追加 (デュボスト カール, 英語)
第8回 5月29日 デバイス非依存とモバイルによるWebアクセス (加藤 文彦)
第9回 6月5日 アクセシビリティとユーザインタフェース (芦村 和幸)
第10回 6月12日 国際化 (佐々木 フェリックス)
第11回 6月19日 HTTPとWebサービス (佐々木 フェリックス)
第12回 6月26日 セマンティックWeb (加藤 文彦)
第13回 7月4日 まとめ (全員)
評価について
検討中
組み合わせて評価する予定
レポート
課題
グループワーク
プレゼンテーション
第1回 Webの歴史
萩野 達也
hagino@sfc.keio.ac.jp
Webの誕生
いつ: 1990年ごろ
どこ: スイス ジュネーブ 欧州原子核研究機構(CERN)
だれ: Tim Berners-Lee
目的:
情報管理のため
CERNのいろいろなプロジェクトの情報の管理
使っているソフトウェアモジュールの情報管理
さまざまな文書間の関係の管理
方法: 分散ハイパーテキストシステムの利用
Information Management: A Proposal
http://www.w3.org/History/1989/proposal.html
階層的な木構造によるシステムでは,階層構造が自由度を少なくしている
キーワードによるシステムでは,キーワードを前もって決める必要があり,使う人には,キーワード自身が分からない
ハイパーテキストは,自由度も高く,キーワード自身もノードとして扱うことができる
Webの始まり
HTML: HyperText Markup Language
Webページの記述言語
SGMLに準拠した構造化文書
HTTP: HyperText Transfer Protocol
サーバ・クライアント モデルに従う
Webページをネットワーク上で転送するプロトコル
Anonymous FTPに類似
マルチメディアを取り扱うことが可能
言語ネゴシエーションなどの機能も備える
URL: Uniform Resource Locator
ハイパーリンクに利用
ネットワーク上で一意的にWeb文書の位置を指し示す
サイト内に閉じる必要はない
Webの発展
HTML
Web文書
XML
構造化文書
Semantic Web
意味を取り扱うWeb
HTMLの変遷
最初のHTML
HTML2
HTML3
HTML3.2
HTML4
HTML4.01
XHTML1.0
XHTML Basic
Modularization of XHTML
XHTML 1.1 Module-based XHTML
XHTML2.0
HTML 5
HTML関連技術
CSS (Cascading Style Sheets)
HTMLは内容を記述する言語
表示についてはCSSなどのスタイルシート言語を利用
アクセシビリティへの配慮
MathML (Mathematical Markup Language)
数式を表示
表示だけでなく評価も可能
SVG (Scalable Vector Graphics)
ベクトル画像
XML
Extensible Markup Language
1998年に登場
HTMLの置換えではない
SGMLの改良・単純化
構造化文書を定義する言語
Well-formedとValid文書が存在
特徴
文書型が不明な場合にも正しく構造を解析できる
複数のXML文書を混在させることが可能
XMLの利用
Web文書
XHTML
MathML
SVG
データ形式
Chemical Markup Language
Contact XML
Travel XML
OpenDocument Format
Microsoft Office Open XML
MusicXML
RobotML
ebXML
プロトコル
Webサービス
SOAP
WSDL
XMLの処理
XSLT
XMLからXMLへの変換
XQuery
XMLデータの問合わせ
Semantic Web
意味を取り扱うWeb
メタデータの利用
HTML文書の意味を解釈するわけではない
RDFにより意味を記述
エージェントが問題解決
エージェントがRDFを処理する
RDF
意味を記述するための言語
3つ組の集まりとして表現
HTML中に埋め込むことも可能
Semantic Webの階層
http://www.w3.org/2006/Talks/0711-aaai-tbl/
Web 2.0
Web 2.0とは?
AJAX
Mashup
long tail
ユーザ参加型? (blog, wiki)
Webを新しいプラットフォームと考える
Web上にさまざなサービスを展開
技術的にはWeb 2.0 = Web 1.0
Web 1.0から4.0へ
Nova Spivack,
Radar Networks
Webの考え方
アクセシビリティ
だれでもが情報を手に入れることができる
テキスト
だれでもが中身を見れる
編集可能
機器に非依存
どの機器からでも見ることができる
URLは不変
URLは常に同じものを指し示す
リンクが途切れることがないように
宣言的(declarative)
手続き的(procedural)ではない
出力は計算する必要がない
編集可能
まとめ
Webの歴史
HTML
Web文書
XML
構造化文書
Semantic Web
意味を取り扱うWeb
Webの考え方